YouTubeプロデュースのベテランが教える!YouTube動画制作術

YouTubeで企業チャンネルを運営しているものの、なかなか成果が出ない…そんな悩みを抱えていませんか?

実はチャンネルを伸ばしたことがある方が必ず行っている「4ステップ制作法」というものが存在します。今回は、この方法を使って視聴者を惹きつけ、チャンネルを成功に導く究極の方法をお教えします。

YouTubeプロデュースの4ステップとは?

YouTubeプロデュースの4ステップ制作法は、「企画」「撮影・編集」「分析」「改善」の4つのプロセスを循環させる効果的な動画制作・チャンネル運営の手法です。この方法を使うことで、視聴者のニーズに合った内容を提供し、継続的にチャンネルを改善していくことができます。各ステップを丁寧に実行することで、再生回数の増加、さらには商品販売につながる可能性が高まります。

各ステップの詳細と実践のポイント

1. 企画:視聴者のニーズを捉える

効果的な企画立案には、視聴者のニーズと検索傾向の把握が不可欠です。視聴者が求める情報を提供することで、再生回数の増加や長時間視聴につながります。

企画立案のステップ

  • 営業部門と協力し、顧客からよく受ける質問をリストアップ
    • ホワイトボードの中心にお客様(視聴者)を書き、その周辺によく質問される内容をできる限り書いていきます。その中で動画企画にできそうなものをピックアップしていきます
YouTube企画のワークイメージ
  • YouTube検索で関連キーワードの需要を調査
    • 初期のチャンネルは動画を見つけてもらうきっかけが少ないので、検索からコンテンツを考えていきます。YouTubeの検索窓でサジェストワードを見つけたり
  • 競合他社や関連ジャンルのチャンネル分析を行います
    • どんなスタイルで撮影しているか?
    • MCはどんな人か?
    • 撮影場所は?
    • 動画の長さは?
    • 話している内容は?
    • BGMは?
    • 効果音を入れているか?
    • 衣装は?
    • サムネイルのデザインは?
    • タイトルの書き方は?何文字か?

💡アドバイス:「企画段階で視聴者ペルソナを作成することもおすすめです。具体的な視聴者像を描くことで、より的確な内容を企画できます。」

2. 撮影・編集

撮影

高品質な映像と音声、そして分かりやすい編集は、視聴者の満足度を高め、チャンネルの成長につながります。

  • 撮影カメラ
    • iPhoneなどスマートフォン
    • OSMO POCKET3
    • クオリティの高いものをお望みならばα7siiiなどミラーレス一眼カメラでの撮影もおすすめです
  • マイク
    • iPhoneやカメラの内蔵マイクで録音してしまう方が多いですが、聞き取りにくい動画は離脱につながるので、ピンマイクがおすすめです
  • 照明
    • 人の顔が明るく撮影されているものは好印象を与えます。LEDのパネルライトであれば、比較的安価に手に入りますので導入をおすすめします

動画編集

弊社ではAdobe Prmiere Proで編集を行います。無駄な空白や、「えーっと、あのー」といったフィラーワードをカットしつつ、マルチカメラで撮影している場合は画面を切り替えてそのフィラーワードを目立たないようにします。昨今長い動画も多く見かけますが、15分〜30分弱に収まるよう編集を行います。テロップなどの装飾は要約した内容を書いたり、専門用語や聞き取りにくい箇所に挿入マス。マイクの音量やBGMの音量にも注意を払います。時折、効果音が大きすぎる動画がありますが、離脱の原因となりますので注意です。

3. 分析:データに基づく改善

YouTubeアナリティクスを活用して定期的な分析を行います。視聴者の行動データを分析することで、効果的なコンテンツ戦略の立案と改善が可能になります。弊社のお客様とは最低月一回の定例会議を行って定点観測を行います

  • チェックポイント
    • アップした動画のクリック率
    • 平均再生率や視聴者維持率
    • 視聴者の流入元、キーワード
    • 人気コンテンツの特徴を把握し、今後の企画に反映

4. 改善:PDCAサイクルの実践

分析結果を基に改善を行うことが重要です。

効果的な改善の例:

  • 動画の構成を「結論から説明」するスタイルに変更
  • 動画の冒頭のダイジェストをやめる
  • 視聴者の反応が良かったキャスティングのコンテンツを増やす
  • 短尺版の制作や、シリーズ化

改善プロセスを加速させるためには、視聴者からの直接的なフィードバックも活用しましょう。コメント欄やコミュニティタブを活用し、視聴者との対話を通じてニーズを把握します。

YouTubeはマラソンです。継続的すること、そしてデータで改善することが、長期的なチャンネルの成功に繋がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。YouTubeの動画を作ってアップするという一連の作業が想像以上に工程があるということをご理解いただけたかと思います。

制作の工程も多くカロリーもかかることから、我々のような制作会社に全部(または一部)ご依頼いただき、お客様はお客様にしかできない業務に集中いただくというケースも多々ございます。

YouTubeの動画制作でお悩みを持たれてる方がいらっしゃいまいたらお気軽にご連絡ください

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