動画制作会社・映像制作会社の選び方:失敗しないポイントと信頼できるパートナーの見極め方

企業のマーケティング担当者にとって、動画制作会社・映像制作会社の選定はプロジェクトの成否を左右する重要なステップです。

社内に動画制作の専門部署がない場合、外部の制作会社に依頼することになりますが、世の中には数多くの制作会社が存在し「どこに頼めば良いのか分からない」「失敗したくない」と悩む方も多いでしょう。

実際、動画制作には決して安くないコストがかかるため、パートナー選びで失敗すると時間と予算を無駄にしかねません。そこで本記事では、動画制作会社・映像制作会社を選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。依頼前の事前準備から、複数社を比較検討する方法、そして信頼できるパートナーを見極めるチェック項目まで、順を追って説明します。最後には弊社サンキャクのサービスについても紹介しますので、動画制作会社選びにお役立てください。

動画制作会社・映像制作会社選びで失敗しないための依頼前の事前準備

まず、実際に制作会社を選定する前に社内で準備しておくべきことを確認しましょう。事前準備をしっかり行うことで、依頼後のミスマッチを防ぎ、スムーズな制作進行につながります。難しいことではありませんが、以下の点をあらかじめ整理しておくと安心です。

目的の明確化(ブランディング、広告、SNS活用など)

最初に動画制作の目的を明確にすることが重要です。「誰に」「何を」伝えたい動画なのか、そしてなぜ動画という手段を使うのか社内でしっかり擦り合わせておきましょう。例えば、企業ブランディングの一環で会社の認知度向上を図る動画なのか、製品・サービスの魅力を伝えて売上アップ(広告効果)を狙う動画なのか、あるいはSNS上で拡散を狙うバズ動画なのかによって、適した映像の内容やスタイルは変わってきます。

目的が曖昧なまま依頼してしまうと、制作会社側も方向性を定めにくくなり、結果として誰にも響かない動画になってしまうリスクがあります。動画はあくまで目的達成のための手段ですので、「この動画で何を実現したいのか」を明確化し、チーム内で共有しておきましょう。

もし自社内で目的やターゲット設定に不安がある場合は、マーケティング視点で提案できる動画制作会社に相談するのも一つの手です。制作会社によっては企画段階から伴走し、目的設計から一緒に考えてくれるところもあります。その場合でも最低限、自社の課題や伝えたいメッセージだけは整理して伝えられるようにしておきましょう。

予算設定のポイント

次に予算の設定です。動画制作の費用相場は用途や内容によって大きく異なります。例えば実写でしっかり撮影するものか、アニメーションで制作するか、尺(動画の長さ)はどれくらいか、出演者やナレーションは必要かなど、要件次第で費用は数十万円から数百万円と幅広く変動します。社内であらかじめ出せる予算の上限や目安を決めておくことで、依頼先の選定もぐっと絞り込みやすくなります。

予算感が決まったら、早めに見積もりを複数社から取り寄せることも検討しましょう。後述しますが、最初から1社に決めてしまうより、概算でも良いので複数の制作会社に見積もり依頼をすることで、相場観をつかみやすくなります。見積もり比較を通じて「このクオリティなら○○万円くらい」が妥当、といった判断もしやすくなるでしょう。

また、予算を検討する際には費用対効果も意識します。単に動画を作って終わりではなく、その動画によって得られる効果(ブランド認知の向上やリード獲得数増加など)と費用が見合うかを考えることが大切です。場合によっては最初に想定していたより予算を増やしてでも高品質な動画を作った方が結果的に高いROIを得られることもありますし、逆に社内資料用の簡易な動画であれば低コストでも十分かもしれません。このように目的とのバランスで適正な予算感を掴んでおきましょう。

制作スケジュールの確認

納期・スケジュールの確認も依頼前の重要準備事項です。一般的に企画段階から撮影、編集を経て納品まで、企業向け映像制作では1〜2ヶ月程度を見ておくケースが多いです。ただし制作内容によって期間は前後します。たとえば凝ったアニメーション動画や全国各地でのロケ撮影を伴う場合はさらに時間がかかるでしょう。

自社のマーケティング計画上、動画の公開時期やイベント日程など絶対に間に合わせたい日時がある場合は、それから逆算して「いつまでに制作会社に依頼すべきか」を社内でシミュレーションしておく必要があります。例えば3月の展示会で上映する映像であれば、遅くとも1月中には制作開始できるよう年明け早々には発注する、といった具合です。

また、候補の制作会社ごとに対応可能なスケジュールも確認しておきましょう。繁忙期には受注から納品まで通常より時間がかかる会社もありますし、逆に迅速な対応を売りにしている会社もあります。余裕を持ったスケジュール設定と、依頼時期の見極めによって「間に合わない」「急いで作ったのでクオリティが不十分」といった失敗を防ぐことができます。

事前に整理しておくべき情報

最後に、制作会社へ依頼する前に準備して共有すべき情報を整理しておきましょう。制作会社にこちらの要望を正確に伝えるために、以下のような材料があるとスムーズです。

  • 完成イメージに近い参考動画
    • 可能であれば、自社がイメージする映像に近い参考動画を集めておきます。競合他社が公開している動画や、業界で話題になっているプロモーション動画などをいくつかピックアップしておくと、「○○社のこの動画のようなスタイルで作りたい」と具体的な方向性を共有できます。映像表現は抽象的な言葉だけでは伝わりにくいので、視覚的な参考素材があると制作会社との認識合わせが容易になります。
  • 自社の商品・サービスに関する資料
    • 動画で伝えたい製品やサービスについての基本情報は整理して渡せるようにしておきます。パンフレットやウェブサイトの資料、過去の広告物などがあれば参考になります。特に専門的なサービスや技術を扱う場合、制作会社のスタッフが内容を理解する助けとなる資料があると企画段階で役立ちます。
  • ブランドガイドラインやロゴデータ
    • 企業のブランディングを損なわないために、社内のデザインガイドラインや使用すべきロゴ・カラーコードなどがあれば用意しておきます。映像内でこれらを正しく反映してもらうことで、他のマーケティング施策と一貫性のある動画に仕上がります。
  • 伝えたいメッセージの草案
    • 動画の脚本やナレーション原稿までは作れなくとも、「この動画で訴求したいポイント」や「盛り込みたいキーワード」などは箇条書きでも良いので考えておきましょう。制作会社との打ち合わせ時に軸となるメッセージが共有されていると、企画ブレストがスムーズに進みます。逆に何もメッセージ案が無いと、一からコンセプト設計に時間を要し、方向性のズレも生じやすくなります。

以上のような情報を事前にまとめておけば、制作会社に依頼した後のコミュニケーションが円滑になり、余計な手戻りを防ぐことができます。「目的・ターゲット」「予算」「納期」「参考イメージ」「必要情報の資料」を準備した上で、いよいよ次は制作会社の比較検討に進みましょう。

動画制作・映像制作会社/サービスの比較ポイント・チェック項目

事前準備が整ったら、具体的に候補となる動画制作会社・映像制作会社をリストアップし、比較検討していきます。ここでは、数ある制作会社の中から信頼できるパートナーを見極めるために確認すべきポイントを解説します。公式サイトや提案を受ける中で、以下のチェック項目に注目してみてください。

制作実績(過去の作品をチェックするポイント)

まず注目したいのは制作実績(ポートフォリオ)です。各社のウェブサイトには過去に制作した動画の事例や実績紹介ページがあるはずですので、必ず目を通しましょう。チェックすべきポイントは、単に本数や有名企業のロゴが並んでいるかだけではありません。自社が作りたい動画と似たテイスト・用途の実績があるかを確認することが大切です。

例えば、あなたが「採用動画」を依頼したい場合、過去に採用向け動画を制作した経験がある会社なら新卒・中途向けの動画で押さえるべき内容や演出を熟知している可能性が高いです。同様に「商品プロモーション動画」を作りたいなら商品の魅力を引き出す表現に長けた実績があるか、「企業ブランディング映像」なら企業の世界観やストーリーを表現した実績があるか、といった具合に、自社の目的に近いジャンルの制作事例を探してみましょう。

実績を見る際には映像のクオリティもしっかり評価します。当然ながら過去の制作物のクオリティが高ければ安心材料になります。画質や演出はプロらしい水準か、音声(BGMやナレーション)は聞き取りやすく洗練されているか、伝えたいメッセージがしっかり伝わる構成になっているか、といった点に注目してください。特に「見た目のおしゃれさ」だけでなく訴求力も感じられるかが重要です。

いくら映像が格好良くても、ターゲットに刺さらなければマーケティング施策としては成功と言えません。実績動画を自分がターゲットになったつもりで観てみて、「魅力を感じるか」「最後まで飽きずに見られるか」をチェックすると良いでしょう。

もう一つ、実績に関連してクライアントの声や事例インタビューなどがサイト上にあれば読んでみてください。過去にどんな課題に対してどのような動画を制作し、結果クライアントが満足しているか、といったストーリーはその制作会社の信頼性を測る材料になります。

実績数が豊富であっても一方で評判が悪い会社もあり得ますので、可能なら口コミや評価も含めてリサーチできると安心です。

サンキャク株式会社の口コミを見る

得意分野(企業PR、CM、アニメーションなど)

動画制作会社にもそれぞれ得意分野や専門領域があります。自社のニーズに合った分野を強みとする会社を選ぶことで、より満足度の高い成果を得やすくなります。

制作会社の得意分野は、主に「どんな種類の動画を多く手がけているか」で判断できます。例えば、企業のPR映像やブランディングムービーを多数制作している会社であれば、企業の理念や世界観を表現するストーリー作りが得意でしょう。

一方、テレビCMやWeb動画広告を数多く手がけている会社なら、短い尺でインパクトを与える表現やマーケティング訴求に長けている可能性が高いです。また、アニメーション専門の制作スタジオであれば、2D/3Dアニメーションやモーショングラフィックスで情報を分かりやすく伝えるスキルに優れています。

自社が作りたい動画の種類が明確であれば、「○○(動画種別) 制作会社」などで検索し、その分野に強い制作会社を探してみるのも良いでしょう。最近ではドローン空撮に強い会社や、ライブ配信動画に特化した会社、CG・VFXが得意な会社などもあります。逆にオールマイティーに幅広いジャンルの映像制作を請け負っている会社もありますが、初めて依頼する場合は専門性と実績のマッチ度を重視するのがおすすめです。

自社ニーズに合致した分野での経験が豊富なパートナーなら、こちらが細かく説明しなくても意図を汲んだ提案をしてくれたり、業界特有のノウハウを活かしたアドバイスが期待できます。

例えば、飲食店向けの動画制作実績ばかりの会社にBtoB向けのサービス紹介動画を依頼すると、お互いの認識にギャップが出る可能性があります(BtoB特有の表現やトーン&マナーが伝わりにくい等)。そういったミスマッチを避けるためにも、自社業界・用途にフィットする専門性を持つ制作会社を選ぶことがポイントです。

制作フロー(打ち合わせから納品までの流れ)

制作会社ごとにプロジェクトの進め方=制作フローにも違いがあります。契約前に打ち合わせから納品までどのような段取りで進むのかを確認しておくと安心です。

一般的な動画制作の流れとしては、ヒアリング・企画 → 台本・絵コンテ作成 → 撮影(またはアニメーション制作)→ 編集・仕上げ → 納品というフェーズに分かれます。ただし会社によっては「企画提案は行わず撮影・編集のみ請け負う」ケースや、逆に「企画コンサルから入って綿密にプランニングする」会社など様々です。自社にどこまでのサポートを求めるかによっても理想的なパートナー像は変わります。

例えば、自社に企画アイデアがなく制作会社にリードして欲しい場合は、打ち合わせ段階で積極的に企画提案をしてくれる会社が望ましいでしょう。過去の事例からターゲットに響く構成を考えてくれたり、こちらの業界を研究して斬新なアイデアを出してくれる会社だと心強いです。

一方で、社内でコンテやシナリオの骨子は決まっており「形にする部分だけお願いしたい」というケースなら、手堅く撮影・編集をこなしてくれる職人的な会社でも問題ありません。このように、事前準備段階で固めた自社の方針に合わせて、相手の制作フローがマッチするか見極めます。

制作フローを確認する際には、各工程でどれくらいコミュニケーションや確認の機会があるかもチェックしましょう。例えば、企画段階で何度か打ち合わせを重ねられるのか、撮影前にロケハン(下見)やリハーサルはあるのか、編集の途中経過を見せてもらえるのか、完成後の修正対応は何回まで可能か…といった点です。特に修正回数の上限は事前に把握しておきたいポイントです。

制作を進める中で「やはりここを変更したい」という要望が出てくるのはよくあることですが、会社によっては修正対応は○回まで無料、以降は追加費用といったルールがあります。後々「思ったより修正ができず不満」とならないためにも、最初に確認しておくと良いでしょう。

さらに納品形態(データ納品か、DVD等のメディア納品か)や、納品後のサポート(万一データが破損した場合のバックアップ保管など)についても触れておくと安心です。信頼できる制作会社であれば、こうした制作フローや対応範囲について明確に説明してくれるはずです。打ち合わせ段階で質問したときに明確な答えが返ってこない場合は、プロジェクト進行で不透明な部分が残る可能性があるため注意しましょう。

料金体系(追加費用や見積もりの透明性)

依頼先を選定する上で料金体系も避けて通れない比較ポイントです。見積もりを取得したら、その内訳や追加費用の有無までしっかり確認しましょう。

まず重要なのは見積もりの透明性です。提示された見積額がどのような項目で構成されているか、詳細に説明を受けてください。例えば「企画費」「撮影費(人件費)」「機材費」「編集費」「BGM/効果音購入費」「ディレクション管理費」など、動画制作には様々なコスト要素があります。信頼できる制作会社であれば、こうした項目を細かく算出した上で見積もりを出してくれるものです。

もしざっくりと「映像制作一式:〇〇万円」としか書かれていない場合は、後から「この作業は別料金だった」と追加請求されるリスクもあります。納得がいくまで内訳をヒアリングし、不明点がないようにしましょう。

次に追加費用の条件も確認しておきましょう。前述の修正回数の話とも関連しますが、「想定より撮影日数が増えた場合」「尺が延びた場合」「仕様変更した場合」などに別途費用が発生するかどうか、契約前に聞いておくことが大切です。

例えば、ナレーションを後から追加することになった場合の費用や、撮影場所が増えた場合の交通費・出張費など、あらかじめ考えられるシナリオについて質問し、見積もりに含まれているのか確認します。映像制作はクリエイティブな作業ゆえに変更がつきものですので、契約時点で取り決めを明確にしておくことで「聞いていなかった追加請求」が発生せず安心です。

料金面で複数社を比較する際は、単純に一番安い会社を選べば良いというものではない点にも注意しましょう。確かに予算は限られますが、不自然に安価な見積もりには理由がある場合が多いです(例えば撮影クルーの人数を最低限にしている、機材のグレードを落としている、修正対応が少ない等)。かと言って高額なら安心かというとそうでもなく、重要なのは提示金額に対して見合う価値が提供されるかです。

各社の提案内容や実績クオリティも合わせて判断し、「この内容でこの価格なら適正だ」と思えるパートナーを選ぶようにしましょう。費用と成果物のバランス感覚を掴むためにも、やはり次章で述べるように複数社から見積もりを取るプロセスが役立ちます。

複数の動画制作会社を比較する際のポイント・注意点

1社だけを見て決めてしまうのではなく、複数の動画制作会社を比較検討することは、より良いパートナー選びのために推奨されます。初めて映像制作を外注する場合は特に、費用相場や各社の特色を把握するためにも同時に複数社へ問い合わせ・見積もり依頼を行うと良いでしょう。ここでは、複数社比較を行う際に押さえておきたいポイントや注意点を解説します。

複数社に見積もりを取る重要性

前述の通り、見積もりは最低でも2~3社から取ることをおすすめします。複数の会社に声をかけることで、「どのくらいの予算でどんな提案が受けられるか」を比較できます。1社だけではその提示内容が業界水準で適正なのか判断しづらいですが、3社ほど集まれば高すぎる・安すぎるの判断材料が揃います。

例えばA社・B社・C社に同じ条件で見積もりを依頼したところ、A社100万円・B社150万円・C社90万円という回答だったとします。この場合、金額面ではC社が最も安いですが、A社と比較して極端に安いわけではなく、B社はやや高めということが分かります。ただしここで重要なのは金額だけでなく提案内容も合わせて比較することです。各社ごとに見積もりと一緒に企画案の提案や、含まれるサービス内容の説明があるはずです。価格に差がある場合、その理由(例えば「B社は著名な出演者を起用する提案なので高コストになっている」「C社は撮影日数を1日に圧縮して低コストにしている」等)も見えてきます。したがって、複数社の見積もり結果を並べて、費用と内容のバランスを比較検討することが大切です。

なお、見積もり依頼を行う際は各社に同じ条件・要件で依頼するようにしましょう。そうでないと純粋な比較ができなくなってしまいます。例えば片方の会社には「2分程度の会社紹介動画」と伝え、別の会社には「3分程度でインタビュー含む動画」と伝えてしまうと、出来上がる想定が違うため金額も変わって当然です。伝える情報(目的、動画の長さ、使用用途、希望イメージなど)はできるだけ揃え、フェアな比較になるよう心がけましょう。

適正価格の見極め方

複数の見積もりを取った結果を踏まえて、適正価格かどうかを見極めます。適正価格とは単に「平均値に近い金額」という意味だけでなく、提示された内容に対して妥当なコストかという視点で判断します。

まず、大きく相場とかけ離れた見積もりは注意が必要です。極端に安い場合、前述のように必要な工程が省かれている可能性がありますし、極端に高い場合は不要な高コスト要素(過剰な演出や過剰な人員配置)が含まれていないか検討しましょう。複数社の中間あたりの価格帯が一つの目安になりますが、それでも各社の提案クオリティによってコストの感じ方は変わります。

適正かどうかを判断するには、各項目ごとに費用対効果を考えることです。例えば、ある社は撮影に最新のシネマカメラとドローンを使う提案で見積額が高くなっているとします。その映像クオリティ向上が自社の訴求に大きく貢献するならそれは価値がありますが、不要なほど高品質すぎるならコストオーバーかもしれません。

また別の社は安いが企画提案が凡庸でこのままでは訴求力が弱そう、となればその提案通りに作っても期待する成果が得られない可能性があります。このように金額だけでなく提案の内容・質も加味して総合判断することが重要です。

加えて、コミュニケーションの対応や人柄など定量化しづらい要素も価格の妥当性に影響します。レスポンスが早く丁寧である、こちらの要望を深く理解しようとしてくれる、といった姿勢は円滑なプロジェクト進行につながります。それらが感じられる会社なら、多少費用が高めでも安心料として選ぶ価値があるでしょう。逆に安くてもコミュニケーションに不安があれば、進行途中のトラブルで余計なコスト(時間や労力)がかかるかもしれません。

コミュニケーションのスムーズさ

コミュニケーションの良し悪しも、複数社を比較検討する中で見逃せないポイントです。初期の問い合わせ対応や打ち合わせの段階で、各社のコミュニケーションスタイルを観察しましょう。

具体的には、問い合わせメールや電話へのレスポンスの速さ、質問への回答の丁寧さ・明確さ、こちらの話をよく聞いて的確に要望を把握しようとする姿勢などをチェックします。提案を受ける際には、単にこちらの要求通りのことを言うだけでなく、プロの視点から「こうした方が効果的です」「この点は課題になるかもしれません」といった建設的なフィードバックをしてくれるかも重要です。

コミュニケーションがスムーズでない相手だと、契約後のやり取りでも認識違いやミスが発生しやすくなり、結果として納期遅延や追加修正の増加などトラブルにつながりかねません。

複数の候補とやり取りしていると、対応の違いが見えてくるでしょう。例えば、ある会社はこちらの質問リストに対して迅速かつ網羅的に回答してくれたが、別の会社は要領を得ない返答で再度質問が必要になった、といったケースです。このような初期対応の印象は、そのままプロジェクトを任せた場合の進めやすさに直結します。相性や信頼感という感覚的な部分も含め、「この会社なら一緒に良いものを作れそうだ」という安心感を持てるかどうかを大切にしましょう。

また、コミュニケーション面では担当者の人柄や熱意も感じ取ってください。映像制作はクリエイティブな共同作業ですので、担当者と制作者が二人三脚で進める場面も多々あります。その際に「この人になら任せられる」「一緒に頑張りたい」と思えるかどうかは、最終的な成果物の満足度にも影響してきます。メールだけでなく可能であればオンラインや対面で打ち合わせを行い、人となりや雰囲気も確認できるとベターです。

著作権や納品データの取り扱い

最後に見落としがちなポイントとして、著作権や納品データの扱いについても確認しておきましょう。契約段階でしっかり取り決めておかないと、後々思わぬ制約が出てくることがあります。

通常、企業が発注して制作した動画については完成品の著作権や利用権は契約で定めた範囲で発注側(クライアント)に帰属することが多いですが、制作会社によって細かな条件が異なる場合があります。例えば、映像内で使用する楽曲や画像に関してはライセンスの範囲が限定されていることがあります。YouTubeやテレビCMで自由に使える契約なのか、社内利用のみ許諾なのか、といった点は事前に確認が必要です。万一、完成後に「この音楽はウェブでの使用は別途ライセンス料が必要」と判明すると追加費用や差し替え対応が発生してしまいます。

また、編集データや撮影素材の取り扱いも確認ポイントです。納品物として完成映像データ(mp4など)がもらえるのは当然として、元の撮影データや編集プロジェクトデータが欲しい場合は契約前に伝えておきましょう。将来的に別の動画制作会社に編集の続きを依頼したり、自社で少し切り出して使いたいといった場合、素材データが手元にあると便利です。しかし制作会社によっては素材データの引き渡しは行わない方針だったり、有料オプションとしているケースもあります。納品後の権利関係(誰がどのデータを保持し、どう利用できるか)について明文化してもらい、不安を残さないようにしてください。

さらに、納品後のサポートとしてデータの保管期間や再発行対応なども確認できると安心です。例えば「納品データは制作会社側でも◯年間バックアップを保存してくれるか」「万一データが消えてしまった場合に再度納品してもらえるか」といった点です。信頼できる制作会社であれば、その辺りの取り決めもしっかりしています。逆に契約書を交わさず口頭やメールだけで進めてしまうと、後でトラブルになった際に主張の根拠がなくなってしまいますので、重要事項は契約書や発注書に明記してもらうようにしましょう。

動画制作会社を選ぶ方法まとめ

ここまで、動画制作会社・映像制作会社を選ぶ際の事前準備から比較ポイントまで詳しく見てきました。最後に、重要なポイントを改めて整理しておきましょう。

1. 目的・予算・実績のバランスを考える: 自社の動画制作の目的を軸に、適切な予算感と、それに見合った実績・専門性を持つ制作会社を候補に絞りましょう。目的に対する理解が深く、過去の実績でクオリティも担保されている会社であれば、安心して任せることができます。価格だけに囚われず、「なぜその会社に依頼するのがベストか」を目的との関連で説明できるか考えてみてください。

2. 事前準備の重要性を再確認: 動画制作会社選びで失敗しないためには、依頼前の準備が鍵となります。社内でターゲットやメッセージを明確にし、必要な情報や資料を揃えておくことで、制作会社との打ち合わせがスムーズになりミスも減らせます。特に初回相談の際にこちらの意図がはっきり伝われば、相手から有益な提案を引き出すこともできるでしょう。準備不足のまま進めてしまうと、途中で方針がブレたり追加工数がかさんだりしやすいので注意してください。

3. 相談・打ち合わせ時のポイント: 実際に制作会社とコンタクトを取ったら、コミュニケーションの中で信頼できるパートナーかどうかを見極めましょう。こちらの相談に対して真摯に向き合い、課題解決に熱意を持って提案してくれるか、質問への回答が明快か、といった点をチェックします。初回打ち合わせでは遠慮せず疑問や不安をぶつけてみることも大切です。その反応を見ることで、相手の専門知識の深さや人柄、柔軟性などが見えてきます。また、打ち合わせ後のフォロー(追加資料の提供や次回提案日程の提示など)がしっかりしている会社は、プロジェクト管理能力も高いと期待できます。

以上を踏まえ、最終的には総合的な信頼感でパートナーを決定することになるでしょう。目的達成のために伴走してくれる心強い動画制作会社を見つけることができれば、マーケティング施策としての動画活用も大きな成功へと近づきます。

動画制作ならサンキャクにお任せください

「どの動画制作会社に依頼すれば良いか分からない」「信頼できるパートナーにお願いしたい」という方は、ぜひサンキャクにご相談ください。サンキャク株式会社は神奈川県横浜市に本社を構える動画制作・デジタルマーケティング支援会社で、企業の動画活用をトータルでサポートしています。ここでは、サンキャクが選ばれる理由とサービスの特徴についてご紹介します。

◎ 豊富な実績とマーケティング視点: サンキャクはこれまでにスタートアップ企業から上場企業まで幅広いクライアントの動画制作を手がけてきました。例えば、国内大手IT企業であるDeNA様の公式YouTubeチャンネル「事業家のDNA」の企画・撮影・編集・運用支援や、デザイン会社Goodpatch様の動画コンテンツ制作、ビジネスメディア「PIVOT」の映像編集など、数多くの実績があります。単に映像を作るだけでなく、動画を活用したマーケティング全体を見据えた視点でご提案できるのが強みです。社内にデータアナリストやSNSコンサルタントも擁しており、「どうすれば動画でターゲットにリーチできるか」「制作後の運用をどう最適化するか」まで考慮したパートナーシップを提供します。

◎ 幅広い対応領域とクリエイティブ力: サンキャクでは様々なジャンルの映像制作に対応可能です。企業ブランドムービー、製品・サービスPR動画、採用向け動画、イベント映像、SNS広告動画、アニメーション制作、ドローン空撮など、お客様のニーズに合わせて最適な表現手法で制作いたします。プロジェクトごとにその分野を得意とするクリエイターやディレクターがチームを組むため、専門性の高いクリエイティブを実現します。「自社の魅力を引き出す斬新な動画が作りたい」「最新の映像技術を取り入れたい」といったご要望にも、経験豊富なスタッフが柔軟にお応えします。

◎ 明確な制作フローと透明な料金体系: 初めての動画制作でも安心して頂けるよう、サンキャクではヒアリングから納品までの制作フローを明確にご説明します。企画段階ではお客様の目的やイメージを丁寧にヒアリングし、コンセプト設計からご提案。撮影・編集過程でも中間成果物のご確認機会を設け、フィードバックを反映しながら進行します。修正のご要望にも柔軟に対応し、納得いただけるまでブラッシュアップ可能です(※大幅な方向転換がない限り追加費用は発生しません)。料金についても、お見積もり時に項目ごとに詳細を開示し、後から不明な追加料金が生じないよう契約書を取り交わして進めています。納品後のデータ保管も1年間無料で行っており、万一の際のバックアップ対応も万全です。

◎ ワンストップ支援とアフターフォロー: サンキャクは動画制作だけでなく、YouTube/TikTokのコンサルティングやInstagram運用支援、Web制作まで手がける総合力があります。つまり、制作した動画をどのように配信し効果測定するか、といったアフターフォローまでワンストップでサポート可能です。他社では動画納品後の運用はノータッチというケースも多い中、当社では必要に応じてSNSでの効果的な投稿スケジュールや広告活用のアドバイス、Webサイトでの埋め込み運用なども含めてご提案いたします。「動画を作って終わり」ではなく、「作ってからが始まり」という考えのもと、お客様と長期的なパートナーシップを築いて成果創出まで伴走いたします。

貴社のマーケティング課題や動画活用の目的を是非お聞かせください。サンキャクが信頼できるパートナーとして、企画の段階からご一緒に最適な動画コンテンツを作り上げます。お問い合わせやお見積もりの相談は無料ですので、どうぞお気軽にご連絡ください。動画制作会社選びでお悩みのマーケティング担当者の方は、サンキャクの強みとサービスを知っていただき、安心してお任せいただければ幸いです。貴社の魅力を映像という形で最大限に引き出し、ターゲットに伝えるお手伝いを全力でさせていただきます。動画制作ならサンキャクにお任せください!

一覧に戻る